福井旧庄屋 佐藤家とは
江戸時代後期に建築された、三根山藩の庄屋の役宅が、昔のままに残された築250年以上の貴重な民家です。村に唯一残された茅葺屋根の民家でしたが、空き家となり取り壊されようとしていました。
「茅葺とともに、この土地で受け継がれてきた暮らしや文化もなくなってしまう」と、危機感を抱いた地元有志などが集まり、平成10(1998)年から保存活動を始めNPO法人を設立しました。
以来、この家を少しでも未来に残したいと願う多くの人たちの寄付やボランティアにより、屋根の葺き替えや建物の修繕を続け、古民家を象徴として、この地域に残る文化を知り・学び・体験できる場づくりをしています。